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アメリカンヴィンテージサックスを代表するC.G ConnのNew Wonder II アルトサックスです。
シリアル番号から判断するに1926年頃の楽器です。
サテンシルバー（銀メッキ）のボディに加え、ベルの内側が金メッキの通称インナーゴールドベルのモデルです。
できるだけ写真におさめるようにしましたが、パルムキーのところにハンダの修正痕、更にベルやU字管の底を中心に複数の凹みが見受けられます。
約100年前の楽器ということもあり、上記以外にも細かいキズ、凹み、シミ、メッキの剥がれなどは無数にありますので、あくまでのヴィンテージサックスであるということを理解いただいただける方のみご検討ください。
なお、タンポは新しいですが、低音で一部出にくい音がありましたので本格的に利用される場合はリペアに出されることをお勧めします。
その点を除けば一通り下から上まで音はでます。
マイクロチューニングデバイスも稼働し、キーのローラーも全て回ります。
その他のヴィンテージサックスと同様、操作性は現行品に劣る一方で、音抜けはかなりいい方だと思います。
そして、何より現代の楽器には真似できないConnならではの太いサウンドが特徴的です。
上述の通り、古い楽器なのでベストなコンディションとは言いにくいですが、気軽にアメリカンサックスサウンドを試されたい方にはお勧めです。

※本体とケースのみです、マウスピースなどの付属品はつきません。
※ケースはオリジナルのConnのケースですが、かなり年季が入っているのでそのまま利用するのは難しいかもしれません。
※エンドキャップは手作り感満載のワインコルク製です。