Carl Zeiss Jena Biotar 58mmF2 戦前型 総真鍮製鏡胴のエキザクタマウントレンズの出品です。

戦前型の総真鍮製コーティング無しタイプのビオターはキネエキザクタ用レンズとしてごく僅かな量しか生産しておらず大変希少です。
戦前型は絞り羽根に大変珍しい特徴があります。
絞り羽根の形状がレンズの曲面に合わせて湾曲している(歪曲型絞り羽根)が搭載されています。

戦前型は戦後型とは各部が比べ物にならないほどコストのかかった作りとなっています。

現代主流となってる1眼レフ用ダブルガウス型レンズの源流がこの戦前型のビオターとなります。
歴史的にも大変価値のあるレンズです。

下記がレンズスペックです。
●製造年式
戦前1939年頃
●メーカー
Carl Zeiss Jena
●開発者
ウイリーウォルターメルテ博士
●レンズ規格
1眼レフ用
●マウント規格
バヨネット式 エキザクタマウント
●レンズ形式
4郡6枚ダブルガウス型
●焦点距離
58mm
●撮影距離
90cm～∞
●絞り
F2～F16
8枚羽根
歪曲型絞り羽根
●レンズコーティング
無し
●鏡胴
総真鍮製
メッキ仕上げ

下記がレンズの●レンズ
前玉に傷があります。(撮影には影響無いレベル)
曇り、カビ、バルサム切は無く良好
●ヘリコイド
適切なトルクでスムーズに動きます。
●絞り
適切なトルクでスムーズに動きます。
●外観
凹みや当たり傷はありませんが、多少の小傷やメッキのハゲはあります。

年式のわりに
実際にこのレンズにて撮影した作例を4枚乗せました。
カメラはキネエキザクタ、フィルムはフジカラー100にて撮影しています。
オールドレンズらしい素晴らしい写りです。

探しても出てこない超希少なレンズです。
気になっている方、お探しの方この機会にいかがでしょうか？