【勇】日本刀剣保存会鑑定 豊後 藤原正行 新刀中上作業物 天和頃1681年(約342年前) 高級古拵 注文 初出品 日本刀 脇差 刀

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【勇】日本刀剣保存会鑑定 豊後 藤原正行 新刀中上作業物 天和頃1681年(約342年前) 高級古拵 初出品 日本刀 脇差 刀
商品説明日本刀剣保存会鑑定 豊後 藤原正行

当店から一言:この度藤原正行の脇差をご紹介いたします。前の持ち主の方が曽祖父から引き継いだもので平成に入り登録書を取り直し保存会の鑑定書をつけたようです。天和頃の在銘正行は現存数が大変少なく刀剣界の中でもあまり目にしない刀です。出来よく体配も大変すばらしいです。拵えも古いもので保存会のお墨付きの新刀藤原正行の刀を是非お手元に置いてみてはいかがでしょうか。


・正行について

南北朝時代豊後高田(現在の大分市内で大分郡高田村)の地を中心として栄えた建武頃の筑前左文字の門人『友行』を祖とする高田一派は、戦国時代に大友宗隣の抱え工となり、また九州各地の豪族達の需めに応じて『平』姓を名乗り美濃国の関鍛冶や備前国の長船鍛冶に匹敵する繁盛をした。備前・相州に範を採った作品や、美濃伝風の三本杉尖り互の目を焼き入れたり、山城風の腰反り付いた姿の良い作に直刃や大和伝の作風を示すなど広範囲な作域を展開して中流士族らの尚武の需に応じて繁盛した。新刀期になると、多くの鍛冶は『藤原』姓を名乗り、『統行』、『重行』、『貞行』、『実行』、『正行』、『本行』など『行』をきるようである。
銘鑑によると、『正行』の活躍期は江戸時代初期、慶安頃(1648~)とされ『実行』の子という。江戸時代、新刀期には肥後細川家の飛地となった同地で鍛刀を続け宝暦(~1763)頃の三代まで高田の地に鞴を構えている。

銘:表【藤原正行】 裏【-】
付属品:登録書 日本刀剣保存会鑑定書
種別:脇差 登録番号:300191 平成20年9月16日
サイズ:長さ 46.3 cm
反り: 1.2 cm 目くぎ穴 1個
元幅:2.9cm 程 元重:0.7cm 程
先幅:2.1cm 程 先重:0.5cm 程
刀身重量:444.7g 程(ハバキ・柄を除く)
ハバキ重量:34g程
拵え全長:68.5cm程
柄重量:73.1g
柄横:14cm
鍔重量:110g
鍔縦:7.1cm
鍔横:6.8cm
鍔厚さ: 0.55


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